最終更新日 2024年12月28日
「不動産投資を考えている」
「不動産投資をする際の注意点、リスクが知りたい」
「アクアリゾート佐藤裕樹社長ってどんな人?」
これから不動産投資をしようと考えている人も多いかもしれません。
株式やFXなどのような金融投資と比較した場合には、比較的リスクが低いとされている資産運用方法と言えるでしょう。
とは言えどのような物件を選ぶのか、どこの不動産会社に依頼すれば良いのか、どうすればリスクを少なくすることができるのか、そもそも自分に合っているのかなど、様々な不安を感じている人も多いはずです。
不動産投資にはメリットがあるものの、特に注意しなければならない事は、様々なリスクが潜んでいることです。
それぞれのリスクの種類の特徴を踏まえ、失敗しないためにはどのような対策を行えば良いのかしっかりと把握しておくようにしましょう。
コンテンツ
アクアリゾート佐藤裕樹氏に学ぶ不動産投資のリスク
空室のリスク
不動産投資において注意しておくべきリスクの種類にはいくつかのものがありますが、その1つに挙げられるものが空室のリスクです。
これが1番注意しなければならないことであり、入居者が入らない空室が出てしまうことです。
マンションや戸建てなど、どのような物件の種類にも言えることですが、賃貸運用を続ける上では、様々な経費がかかることになります。
投資の経費には、不動産を所有している人には一律で固定資産税がかかり、その他にも賃貸管理費等が該当します。
マンション投資となれば、組合に支払わなければならない管理費、修繕積立金などもあるでしょう。
このような経費を支払う原資は、家賃収入であることから、空室で家賃収入が入って来なければ、赤字が続いてしまいます。
物件を選ぶ場合には出来る限り入居者が入る可能性の高い物件を見極める必要があります。
不動産会社に関するリスク
そして2つ目には不動産会社に関するリスクが考えられます。
投資を成功させるためには、不動産会社をしっかりと見極めておくことも重要と言えるでしょう。
役割により様々な種類のものがあり、自社の投資用物件を販売しているところもあれば物件を購入した後にオーナーの窓口になる賃貸管理会社、入居者の募集を請け負う、物件の売却を担うなど様々です。
絶対に4つが全て分かれていると言うわけではなく、全てを請け負っているところもあれば、部分的に対応しているところもあります。
投資を成功させたいのであれば、不動産会社に協力を得なければなりません。
投資をスタートするにあたり、不動産会社を選ぶのであれば、相談する相手がどこまでを請け負っているのかをしっかりと確認するようにしましょう。
会社の規模だけを見て大きなところに依頼すれば間違いないだろうと思っていたとしても、期待していたほどのサポートを受けられないケースも多く見られます。
売りたい物件が必ずしも投資家にとって良い物件とは限らず、案内された物件が本当に自分にとって良い物件かを見極めるためには、まずは実績などを確認したり、自分が投資したい物件について条件を明確化することが大切です。
不動産投資ローンに関するリスク
そして不動産投資ローンに関するリスクも該当します。
資金をかりすぎてしまったり、高金利のローンを組んでしまうと、投資が破綻するリスクが高まります。
ローンの返済に行き詰まってしまったとしても、すぐに自己破産等につながるような事はありません。
売却によって返済額を圧縮するなど、様々な有効対策はあり得ます。
資金をかりすぎてしまうと、毎月の返済額が多くなって、たとえ入居者が入ろうとも、毎月の利益を残せなくなってしまいます。
物件を選ぶ上では、表面利回りももちろん大切ですが、キャッシュフローと呼ばれる毎月の手元に残る金額に着目しなければなりません。
大きな自己資金が必要であり、ローンの借り入れ額も大きくなるので、中には株式やFXなどの方が良いと思う人もいるでしょう。
しかしこちらは収支の事前予測が立てにくく、チャートなどを常時チェックしておかなければなりません。
不動産投資の場合には1日数時間ほどで物件の価値が変動する事はないのです。
金融資産よりも不動産の方が着実で堅実な資産運用であることがわかるでしょう。
最終的に物件を売却することができないリスク
そして最後に挙げられるものが最終的に物件を売却することができないリスクが挙げられます。
利回りだけに着目し物件を選ぶと、最終的には売却できない、値下げをしなければならなくなったなどのことで、ローン返済が残るリスクが考えられます。
利回りは想定されている家賃収入を物件価格で割戻しで計算することになります。
このようなことから物件価格が安いと、想定利回りは高くなってしまいます。
しかし価格が安い物件の場合には、立地が良くなかったり、築年数が経過している物件なども多くなります。
このようなものは入居者を入れる難易度も高まってしまうことでしょう。
高利回りの物件を購入したけれども、入居者が入らないので売却しようと思ったとしても、実績がなかったり立地条件が悪ければ買い手がつかなくなってしまいます。
その結果として大幅に値下げを迫られる等の失敗は、実はよくあるケースです。
まとめ
このように様々なリスクが潜んでいることがわかるので、空室も想定した収支シミュレーションを行ったり勉強と情報収集を欠かさないようにしましょう。