最終更新日 2024年12月28日
しっかり水分を蓄えたお肌は、いろいろなトラブルを起こしにくいことがあげられます。
トラブルの原因の多くは乾燥です。
お肌が乾燥する原因として、空気の乾燥があります。
秋冬において湿度が大幅に落ちる時期になると、お肌から水分が奪われ乾燥することが多いです。
夏でもクーラーを使用していると、湿度が落ちていきお肌が乾燥します。
紫外線も原因の一つで、肌の表面にはうるおいによる保護膜があり、紫外線には保護膜を酸化させる働きがあるので注意が必要です。
保護膜が傷つくことによって水分が蒸発しやすくなり、紫外線から守ろうとして角質が厚くなることことがあります。
そのため水分を蓄えにくい肌の状態になります。
間違った洗顔方法も問題あり
間違った洗顔方法も問題があり、肌を乾燥させてしまうリスクが高いです。
傷つける洗顔方法というのは、洗顔料を泡立てないままつけてしまったり、ゴシゴシ擦るよう洗うことです。
高い温度のお湯で洗ったり必要な油分まで奪うこともあるでしょう。
洗顔回数が多すぎるのも問題で、乾燥するといろいろなトラブルにあうことが多いです。
見た目がカサカサし粉を吹くことがあったり、刺激に対して過敏になることもあります。
痛みやかゆみなどを起こしやすくなり、毛穴の炎症やニキビなどを作るきっかけにもなるので注意が必要です。
うるおいが不足している場合、保湿クリームで補ってあげなければいけません。
もともと肌を守る天然のバリア機能があり、健康な肌には表面にある角質層が水分を蓄えていて、角質層がバリア化しています。
角質層において細胞と細胞の間にある水分を天然保湿因子と呼んでいて、天然保湿因子を角質層において留める役割するのが細胞間脂質です。
肌バリアは肌細胞や天然保湿因子、細胞間脂質などで構成されており、バリアは適度な水分や油分のバランスから成り立ちます。
保湿クリームを使ってうるおいを保持する
バランスが崩れることから肌を守る機能を失うので、保湿クリームを使ってうるおいを保持することになります。
保湿剤の役割について角質層に浸透して水分を補うことができたり、硬くなった角質に染み込み柔らかさを維持することが可能です。
肌の表面を覆い水分が蒸発するのを予防することができ、乾燥した肌に水分を戻すよう働いてくれます。
保湿化粧品にはいくつか種類があり、保湿クリームはふたをして乾燥を予防することが可能です。
保湿クリームは多くの油分や高い保湿効果のある美容成分が含まれており、グリセリンやヒアルロン酸、アミノ酸やコラーゲンなど配合濃度が高くなっています。
皮膚に膜を張って水分蒸発を逃がす役割があり、肌にとって栄養価が高くより保湿したい部分に重ねるように利用することが可能です。
目元や口元を中心にして指先で押すように馴染ませていきましょう。
擦り込む必要はなく、美容液やパックによる保湿もあります。
敏感肌の人は敏感肌に対応したものや薬用成分配合のものが良い
商品毎に使うタイミングが違いますが、パックタイプは美容液をたっぷり染み込ませたマスクを貼ったり、クリームや泡などを塗るタイプがあります。
放置する時間も異なるので自分に合ったものを選び、特に敏感肌の人は敏感肌に対応したものや薬用成分配合のものが良いです。
正しい保湿ケアでお肌にうるおいを手にすることができます。
洗顔する際メイクならクレンジング剤を使って、短時間できれいに落とすことが大事です。
洗顔の温度はぬるめにして、洗顔料の泡は泡立てておきふんわりした状態で肌につけましょう。
優しく手を動かしていき、洗浄成分が残らないようゆすぎは丁寧に行います。
洗顔した後の肌はうるおいを失っているのでデリケートな状態です。
洗顔した後できるだけ早く化粧水をつけたり、基本的に化粧水で乳液、最後にクリームを利用していきます。
保湿クリームを使用する上の注意点
化粧水と乳液はべたつきが酷くならないぐらいにたっぷりと使い、クリームはポイント使いで利用すると良いです。
保湿クリームを使用する上の注意点として、季節に合わせたスキンケアが求められます。
季節によって乾燥度合いは異なり、特に秋冬は乾燥するので保湿効果の高いものを使いましょう。
保湿クリームや美容液などをプラスし、乾燥しないイメージのある春夏も注意が必要です。
春は紫外線量が多いので紫外線対策を大事になり、夏はクーラーを使うので乾燥対策が必要になります。
加齢が原因で乾燥することもあり、保湿ケアは常に必要です。
若い頃に比べると分泌される皮脂量は少なく、ターンオーバーの周期は長くなっています。
古い角質を排出することが難しくなり、角質で固くなりがちです。
保湿効果の高い化粧品を選んだり、継続して利用することが大切です。
食生活の乱れや睡眠不足が重なると回復も遅くなります。
スキンケアはもちろん、無理せず生活することが重要になってきます。
保湿クリーム スキンケアも参考
まとめ
きちんと保湿ケアすることによって、さまざまなお肌のトラブルを回避することが可能です。
肌へのダメージを蓄積しないよう、日頃から丁寧なケアが必要になります。
じっくり自分の肌を観察しぴったりの保湿ケアを行うことをおすすめします。